もう服装で悩まない!イタリア1月・真冬の服装はこれ!

現地ガイド
イタリア旅行を予定されている皆さんに、服装のアドバイスを差し上げます。気温やデータを見ただけでは分からない、実際のところをお知らせします!

1月の天気

イタリアの一月は、真冬の真っ盛り、一年の中で一番寒い月です。
それでも冬のイタリアもまた素敵。きんと冷えた朝の空気の中、静かな街並みを自分のものだけにできるのもこの季節ならでは。
暖かい服装を準備して観光を楽しみましょう。

それでは、日本の気温、降水量と、イタリアの各地のものを比べてみましょう。

イタリア各地と東京の1月の気候を比較

最高気温 最低気温 降水量
東京 10℃ 1℃ 52 ㎜
ミラノ 5℃ 1℃ 66 ㎜
ベネチア 7℃ 0℃ 47 ㎜
フィレンツェ 10℃ 2℃ 62 ㎜
ローマ 13℃ 2℃ 69 ㎜
パレルモ 15℃ 7℃ 89 ㎜

いかがですか? フィレンツェ以北の中北部イタリアは東京より寒く、ローマ以南での南イタリアでは、東京より少し暖かい気候です。
降水量も1月はほとんど東京と変わらないですね。

1月は、フィレンツェ、ベネチア、ミラノなどがある北イタリアでは、引き続き夜間は零下を下回り、雪が降ることも時々あります。
1月前半は、気温も一年の中で一番下がる時期で、雨が降るときは北部では気温が低ければ雪になり、南部の都市部は雪が降ることは殆どなく雨になります。 実際の降水量は少ないのですが、小雨がぱらつく日が多いので、雨が多い印象がある月です。

一月の後半になると少しずつではありますが、気温は上昇方向になります。と、言ってもまだ冬の真っ盛り。しっかりと厚着をして防寒してください。

北部では以前として湿気が多いため、霧の日が多くなります。

この時期は海上は風も強く、波も荒れることが多くなります。海沿いのリゾート地は、年末年始を除いて休業しているところが多いので、まだリゾートを楽しむのはしばらくお預けですね。

1月の服装は?

イタリアの街角の服装をチェックしてみましょう

ツーリストのみほ

1月は真冬で寒いのなら、皆さん厚着をしているのでしょうか?
日本より厚着なのかしら?それとも同じような服装ですか?

在住20年現地ガイド

それでは1月の街角の様子を見てみましょう。
セーターにダウンのコートやジャケット、防寒コートを着ている人がほとんどですね。
大体、日本の1月の街中の服装と同じではないでしょうか。

1月の街角の服装 

何をもっていけばよい?

在住20年現地ガイド

1月の旅行に持っていく洋服は、セーターに厚手のダウンジャケット、ダウンのコート、などがよいでしょう。厚手のロングコートもオーケーです。
上の街角の様子の写真では、帽子や手袋をしている人はあまり見かけませんが、私たち旅行者は、外を歩く時間も長く、朝早くから観光したり、夜遅くにレストランへ行ったりする機会が多いので、やはり手袋やマフラーも持って行ったほうがいいですね。
ローマ以南の南イタリアでは、真冬でも厚手のコート、手袋、マフラーは不要ですが周遊される場合は、北イタリアの寒い気候に合わせるとよいでしょう。

足元は冷えるので、しっかり暖かいものを用意してくださいね。歩きやすい底のしっかりした靴が便利です。
暖かいブーツも活躍します。

1月の北イタリア旅行に適した服装の一例

1月の北イタリア旅行のワードローブ


1月の南イタリア旅行に適した服装の一例

1月の南イタリア旅行のワードローブ


男性の1月の服装の一例

1月の男性のワードローブ

まとめ

  • 1月は一年で一番寒い季節。
  • 厚手のジャンパー、コートは必需品
  • 北イタリア旅行なら手袋やマフラー、帽子は必須。南イタリアのみの旅行ならばなくても大丈夫。
  • 石畳は足が冷えやすいので靴下や厚手の靴で暖かめに。もちろん歩きやすい靴で。

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